2007年9月27日木曜日

次はいよいよNewtonか?

AppleInsider 2007/9/26
iPhone、iPod touchの次はいよいよPDAが登場するのではないか、とAppleInsiderは伝えている。同サイトではiPhone、iPod touchとよく似た外観の予想図まで掲載している。Newtonの登場に衝撃を受けたひとりとしては(高くて買えなかったが)、再登場に強い期待を寄せている。
 iPhoneやiPod touchにはスケジュールやメール、Webページ閲覧などPDA的な機能も実装しているけれども、新Newtonは極小パソコンといった意味合いが強くなるかもしれない。予想図によれば、厚さはiPhoneよりも薄いが、ディスプレイは1.5倍になっている。本体の大きさは165×93mmくらいだろうか。だいたいPSPと同じくらいになる。ディスプレイを大きくする、ということは視認性を高めるためであろう。そのことからもiPhone、iPod touchと根本的にコンセプトが異なっているのではないか、と考えることができる。したがって、両機と異なるOSになるかもしれない、とわたしは考えた。
 AppleInsiderは、2008年前半にリリースされるのではないか、と予想している。

2007年9月24日月曜日

iFreeMemをつかってみた

Firefoxのメモリー消費過剰に悩んでいたわたしだが、メモリー最適化ソフトiFreeMemなるものを発見したので、早速使ってみることにした。
 起動すると、メニューバーに常駐して使用状況のグラフがアイコンで表示されます。クリックすると、小さいパネルが表示され、〈Optimaize Memory〉ボタンをクリックすると、最適化が始まります。最適化自体は、状況にもよるが20〜30秒くらいで終わります。その後、少しの間動作が重くなるなどの現象が起きるけれども、問題はない。キャッシュなどが削除されるからだろうか? 理由はよくわからない。それにしても、効果はてきめん。もうFirefoxをいちいち再起動する必要がなくなった。(下図左:使用前、右使用後)
 
 いちおう日本語にローカライズされているが、あまりよくない。日本語のサイトも用意されているが、明らかに翻訳サイトの訳をコピペしただけって感じで、目も覆わんばかりです。でも日本にも目を向けてくれているってことには好感が持てます。がんばれー。
 iFreeMemは$12のシェアウェア。15日間無料で試用できる。買ってしまうかも。いや、もう少し使ってみよう。

2007年9月21日金曜日

SketchUpを使ってみた

SketchUpはずいぶん前にダウンロードしたんだけれど、まるで出番がなかった。面白そうだけど、3Dなんて面倒くさいだけ。そんなもんつくって、満足しているほどヒマじゃない。
 しかし、先週これをひっぱりだすことにした。小さなウッドデッキを作ることにしたからだ。どうしてかっていうと、模型を作る代わりなのだ。足りない部材があるんじゃないかとか、ひょっとして強度が足りてないんじゃないかとか。やっぱり平面図を描いて頭ん中ででっち上げても、どっかに穴があいてる。模型を作ってみると、そういうもやもやが晴れてくる……でも材料は安くないし、時間かかるし、結局捨てることになるし……ひょっとしたら、SketchUpで描いた方が簡単なのかも……そんなこんなわけで。
 SketchUpはCADソフトではないので、こういう目的で使用するのは適切ではないかもしれない。数値で制御するのが結構面倒くさい。幅、高さ、奥行きは割合簡単なんだけど、座標がねぇ。平行移動とか、そういうんで何とか正確な位置を割り出してます。CADだの3Dだのへちまだのってのは、いろんな機能がついてて難しそうだし、それに高い! それと比べれば、SketchUpは簡単だし、タダだし、まあ、私の要目的にかなっているといえるかもしれない。
 さて、その使用感は、というと、これが何ともシンプル。鉛筆ツールで二次元図形を描いて、それを押し出して3次元図形にするという方法だ。もっともこれだと、球体や歪んだ曲面を描くことは不可能なのだが。この手のアプリケーションでありがちなのが、パレットだらけで何やってんだがかわかんない状態に陥ること。まぁ、SketchUpもいろいろよくわかんないパレットがあるんだが、よく使うのは、ComponentsとMaterialぐらいかな。もっとも、この程度のもんをつくる場合だけど。
 いずれにしても、「初心者でも簡単に」みたいな謳い文句は決して大げさじゃない。結構直感的に操作できます。

2007年9月20日木曜日

GTDとThinkingRock

 最近、GTDという言葉を良く聞くようになった。GTDという名称は、デビッド・アレンって人の著書『Getting Things Done』の頭文字をとったもの。これは仕事術みたいなものです(詳しくはググって調べてください)。よくよく考えると、GTDっての大したものじゃありません。「あれやんなきゃ」「これやってみよう」ってのを集めて、それを適当に振り分けたり、先送りにしたり。それだけです。でも、これがてんでできてない。そこで、この概念とさまざまなツールを駆使して、効率のよい仕事・生活しようじゃないか、ってわけです。ところが、ツール選びになると本当に頭を悩ます。とくにデジタルは。
ITmedaにいろいろ書いてあります。

 実際は手帳や付箋、携帯電話等のツールも使ってますが、ここではMacで使用できるフリーウェアを見てみます。
 まず、iGTD。このアプリケーションは、GTDのことを全然わかっていない人(私も含む)は、意味不明のアプリケーションかもしれません。逆にわかっている人は、サクサク使えていいかも。なんたって、Mac OS Xネイティブのアプリケーションですから。ツールバーも充実していて、使いやすそう。わたしも、馴れてきたらこれを使おうかな、と考えています。

 さて、いよいよ、私が使っているThinkingRockを紹介します。このアプリケーションの特徴は、GTDなるものが何であるか、あんまりわかっていなくても、まあまあ使えるということです。「Overview」 っていう画面があって、何をしたらいいか、思考の行程が見渡せます。たったこれだけで大分違う。誰だって、自分のやるべきことや、やりたいことなんて知ってるけど、結局整理できてないってだけ。「見渡す」ってことができるのは、今の段階では良いんではないかと。機能の面では、iGTDとほぼ互角ではないかと思います。しかし、Javaなんです。またしてもJava! メモリの浪費は否めません。

ぼちぼち日本語に訳していこうかと。

Firefoxのメモリ過剰消費を止めることはできるか

 私は普段Webブラウザとして、Firefoxを使用している。Firefoxに限ったことではないのだが、Webブラウザというものは、長時間使用していると、どんどん使用メモリが増えてくる。ウインドウを全部閉じたって、減りやしない。アクティビティモニタで見ると、1GB!なんて表示されていることも。「俺のiBookは512しか積んでないんだぞ、このウンコ野郎!」と怒鳴りつけたことも何度か。メモリが逼迫してくると、「予期せず終了」の危険に見舞われるし、動作が重くなる、怒鳴りつける頻度も高くなる。困ったものだ。
 はて、原因は何だろうか。Firefoxに関しては、いろいろ調べていろいろやってみたが、まるで効果なし。バリバリ喰って、あっというまにパンパンに。どうも違う、こいつはJavaに原因があるのではなかろうか、と疑いはじめた。たしかに、Javaアプリケーションを使うとメモリの消費が激しい。Firefoxにしても、JavaやJavascriptを使用しまくっているページを閲覧していることが多い。ためしにFirefoxでJavaをまるで使っていないページをTabで開きまくってみた……メモリはてんで使われない。どうやらコソコソ喰らっているのは、Javaらしい。しかし、今時JavaやJavascriptを使っていないページなんて少ない方だろう。これを「停止」にしてしまうと非常に困る……結局どうしたらいいのか、てんでわからなかった。こまめに起動と終了を繰り返すほかない。ああ、面倒くさい。

2007年9月18日火曜日

Googleリーダーが日本語に

 気がついたら、Googleリーダーが日本語になっていました。もともと日本語入力には対応していたので、たいした変化ではないんだけれども。「feed settings」→「フィードの設定」とか。まあ、相変わらず中途半端な訳です。ヘルプも日本語になりましたが、こちらも中途半端な感じは否めません。図説部分が相変わらず英語だったりします。
 Googleリーダーは発表当時からかなり注目していました。現在も愛用しています。何故かというと、RSSをチェックしたり読んだりするのに、別のアプリケーションを起動するのが面倒くさいし、メモリーを消費するから。SafariもFirefoxもRSS機能を搭載しているけれども、かなり貧弱。もう、面倒くさくて、RSSなんて使ってなかった。身の回りがGoogleばっかりになっていくのは、どうも気持ちがよくないけれど、当分はこれを使い続けることになりそう。

2007年9月17日月曜日

iBookのキーボードカバー

iBookとサランラップのすてきな関係。
 パソコンって奴は、ほんとうに汚れる。手垢に食べかす、コーヒ、唾、ホコリ。とくに私の嫌いな奴は、キーボードの中に溜る手垢とホコリ。こいつらがまた薄汚く絡み合っているってのがイマイマしい。キーを一つひとつ外すなんて嫌だからいつもカバーをしていた。ところが、私のiBookはJIS配列ではないので、ぴったり合うやつが売ってない。仕方ないのでシリコン製のシートを使ってた。ところが、こいつがすぐヘロヘロになって破けるし、接着力が弱くなってくると剥がれてどっかに行っちまう。そんでもって1枚2千円弱ときている。こいつはいくらなんでもあんまりだ。
 そこで思いついた。シリコンシートのかわりにサランラップを貼付ける。おせじでも格好いいとはいえないけれど、なんといってもタダ同然! 貼り方にもよるが、耐久性はシリコンシートとおんなじくらい。問題は側面だ。左側にはUSBとオーディオ端子、右側には電源コネクタとCD/DVDドライブと頻繁に出し入れするものがあるから、塞いでしまうと使えなくなる。ここをうまく外してきれいにセロテープで貼付けると、貧乏臭い外見から脱出できる。コツはピンと引っ張ってから貼付けること。
 でも、外出するときは、はがした方が無難です。やっぱし貧乏臭いから。

2007年9月14日金曜日

iPod touchは薄い

AppleInsider--iPod Touch unpacking tour and first look (photos)
早くもiPod touchの写真付きレビューが登場した。開封前の箱や付属品、iPhoneとの比較など23枚の写真で詳細に伝えている。このレポートで感心したのが、思ったより薄いということ。iPhoneなんぞ、やぼったく見える。う〜む。スリムでいいなぁ。
 ちなみに、日本での購買意欲は40%と意外に高く、もっとも魅力的なポイントは3.5インチタッチディスプレイなんだとか(ヤフーバリューインサイト株式会社調べ)。まぁ、確かにいいけどね。でも、もうちょっと機能が充実してこないと、購買意欲はあがらないかなぁ。
 さて、iPod touchにはとっとと見切りをつけたところで、気になってきたのがGphone。こちらはまだ発表すらされていない、憶測にすぎない代物。通話料無料、なんてスバらしい噂も。でも、大方はGoogleのモバイル市場参入に懐疑的らしい。「Gphone」で検索すると、「無理」「不可能」「失敗」「危険」なんて文字がやたらと出てくる——どうでもいいんだけどね、そんなことは——とにかく、Googleがモバイル市場に強い関心を持っているってことは確か。どんなこたえを出してくるのか、私は楽しみである。日本での発売は望み薄だけど。

2007年9月13日木曜日

Fish 1.5を使ってみた。

Fishはアクアリウムシミュレーターである(作者のホームページを翻訳)。このソフトは結構人気があるらしく、いろんなところで紹介されている。
 しかし、奇妙なのだ。アクアリウムを鑑賞するソフトとはちょっと違う。アクアリウムシミュレーターというと、水槽があって、水草とか流木などを配置して、お魚を泳がす。というのが、アクアリウムの標準的な楽しみ方じゃなかろうか(アナログ/デジタル問わず)。しかし、Fishには水槽というものが、ない。当然「水質」などのパラメータはない。水草や流木も配置できない。唯一できるのが「湖沼モード」なるチェックボックスをオンにすると出現する、巨大な木の根っこ。死んじゃった魚を生き返らせたり、金魚をサメに変えたり……正直、どこがシミュレーターじゃい、と思っていた。
 ところが……けっこうおもしろいのだ。魚目線で水の中を見たり、魚のパラメーターをいじってみたり。なんつっても、ポリゴンの魚が泳いでいるってのが(結構リアル)、なんとも滑稽で面白い。このソフトはアクアリウムシミュレーターじゃなくて、「魚シミュレーター」といったほうがいいのかもしれない。
 ちなみに、作者のホームページで公開されているムービーは、すんごいいっぱい魚が泳いでいて壮観です。ここまでやれば、「アクアリウムシミュレーター」かなって気がするけど、メモリー不足のiBookじゃあ、せいぜい3匹……やっぱり「魚シミュレーター」だね。

2007年9月12日水曜日

iPod touchはカレンダーへのイベント追加ができない

DIGITAL ARENA
 こいつはけっこうがっかり。最悪これさえできれば…と思っていたから。日本語入力サポートしているっていうから、期待してたんだけどな。

iPod touchは、PDAではなくメディアプレーヤーという点にフォーカスしているんです。
(米アップルのiPodプロダクトマーケティング担当シニアディレクターStan Ng氏)
 はぁ。メディアプレーヤーとPDAというのはどこが違うんだろうか。「入力できない」点だろうか。
 Safariが使えて日本語入力もできるってことは、Web上で予定を書き込んだりメールを送ったりできるわけだ。ただ、いつでもSafariでWebにアクセスできるわけじゃないってのが問題。だから、せめて予定とメモぐらいは入力できにゃあ、と思っていたわけ。こいつができないとわかって、購買意欲Pは100から7へ。まぁ、たしかに画面でかくて、タッチパネルっていうのは、魅力だけどね。でもプレーヤーならiPod nanoだけで十分ですわ。
「これまでiPodを使っていなかったけど、これなら欲しい」というメディアの方々も結構いたようですよ。
(Stan Ng氏)
う〜ん。なぜだろう。まだ隠れた秘密が?

iPhoneの販売台数100万台突破

値下げにより「売れ行きが伸びていないのではないか」という疑惑が持たれていたiPhoneだが、どうやらそうでもならしい。アップルは、9月末までに100万台を達成すると見込んでいたが、それよりも早く達成したことになる。値下げによって売り上げに拍車がかかったためなのか、それとも予想以上に売れたため値下げしたのか、判然としない。株価は10日、$130前半から$135台まで戻した。
それにしても、日本では発売のメドさえ立っていないのに、朝日や日経が販売台数を報じるってのもおかしい。米で販売台数伸びる=日本で発売の可能性高まるっていうことかもしれないが、「ヒマネタ」の可能性もある。いずれにしても話題だけが先行している感があり、実際どの程度受け入れられるのかは疑問。PDAってもの自体が日本で受け入れられていない(あまり販売されていないのも確かだが)。PDAの需要はW-ZERO3の登場で伸びているらしいが、市場全体でも100万台を超えていないらしい。もしiPhoneが日本で発売されたら、もちろん買うけれども、消費者がどんな反応を示すか楽しみでもある。

2007年9月10日月曜日

Aurora(ドネーションウェア)を使ってみた



Aurora(おそらく「アウロラ」と発する。ローマの曙の女神に由来すると思われる)は以前から知っていたが、最近の寝坊癖を脱却すべく、導入してみた。iTunesを目覚ましにするのは、簡単なようで実は難しい。AppleScriptかなんかでつくろうと思ったことがあったけど、面倒くさくなってすぐにやめた。だいたい、指定した時刻に起動なんて無理。その点、このアプリは気合いが入っている。でも設定はかなりシンプル。時刻を指定してプレイリストを選択するだけ。スリープを解除するには管理者権限が必要(なぜ必要なのかは不明)。

 目覚ましとして使うわけだから、「鳴らない」ってのは悲劇。ご丁寧な説明もついているから(もちろん日本語)。このとおりやれば、おそらく大丈夫。私のiBook&AirTunesでもちゃんと指定時刻に起動して演奏が始まりました。でも目覚まし時計も用意しといた方が安全かと。念のため。

2007年9月9日日曜日

new iPod発表とiPhone値下げ

 9/5、新しいiPodファミリーが発表された。今までiPodと呼んでいたものは、iPod classicに。そして、iPod touchなるものが追加された。こいつは驚きだ。電話機能のないiPhoneといってもいい。iPhoneに大注目していたのだが、なにしろ携帯電話なんて、からきし使っていないんだから。つまり、iPhoneのPDA的な部分と音楽再生機能に注目していたわけだ。iPod touchにはsafariも搭載されているので、無線LANが使えるところでネットサーフィンすることも可能らしい。ただし、唯一の心配は、文字の入力がどの程度できるのかということ。カレンダーは新規追加できるのかとか、メモはどうやればいいんだとか。最悪safariでっていうことになるけど、それだとネットが使えるところじゃないと。ま、とりあえず発売されたらアップルストアに行ってみるかな。
 ところで、この発表と同時にiPhone8Gの200ドルもの大幅値下げが発表された。4Gについては販売中止にするとのことである。5日、株価は約5%下落して136.76ドルとなり、その後も下落。今週は131.77ドルで引けた
 アップル社は値下げはあんまりしない。そういうわけで、珍しい戦略である。理由についてJobsは「ホリデーシーズンにiPhoneが選ばれてほしい」と述べている。しかし販売台数が減少しているのではないか、というのが大方の見方である。599ドルっていうのはやっぱりちょっと高すぎるし。
Appleは2007年に450万台のiPhoneを売る気でいるらしいが、いまのところ100万台がいいところなんじゃないか(正確な数値は不明)? いずれにしても、iPhoneは当初の販売目標を達成していない(達成する見込みがない)、ということがいえそうだ。
 ちなみに、値下げ前に購入した人から苦情が殺到し、100ドルの返金などの対応をしているそうだ。

2007年9月7日金曜日

iPod nano第一世代で青空文庫を快適に読む

青空文庫で公開されている本を、iPod nanoで縦組で読みたい。試行錯誤した上、ついにもっとも良いと思われる方法をみつけた。用意するものはblueskyreader(フリーウェア)とiPhoto。できれば、リネームソフトも欲しい。まず、blueskyreaderの画面表示サイズを303×200(nanoの画面はもっと小さいが、200以下にできないため)に縮め、HTMLにかき出す。gifファイルのファイル名の桁数を合わせる「001.gif」とか。100ファイル以上になった場合は、結構面倒くさいのでリネームソフトを使うといい。こいつらをiPhotoライブラリに読み込む。htmlファイルは読み込まれないので、フォルダごと読み込んでもいい。タイトル順でソートして、iPodとSync。