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2008年10月4日土曜日

GIMP 2.6公開

オープンソースの画像編集ソフトGIMPの新バージョン2.6が公開されました。

32ビットカラーチャンネル、フリー選択ツールなど新しい機能が追加されています。
早速試したかったのですが、Macの場合X11をインストールしているか、X11に依存しないネイティブは、IntelMacである必要があります。そういうわけでまだ試していません。
ネイティブアプリは「GIMP.app」のWebサイトで入手できます。ただし、まだ実験的なリリースだそうで、多くの不具合があるそうです。使用は自己責任で。

GIMPはかなり高機能な画像編集ソフトです。オープンソースとは思えないほどの機能が並んでいます。しかし、まだPhotoshopから乗り換えていない理由はX11が必要だということです。X11を起動してからGIMPを起動することになるので、サクッと使いたいときなどはかなりストレスがたまります。
OS Xネイティブ環境をもっとサポートしてほしいですよね。

2008年9月28日日曜日

オープンソースのストラテジーゲーム「freeciv」をやってみた

三度の飯よりストラテジーゲームが好きな方は、この投稿を読まないほうがいいかもしれません。
ストラテジーゲームなんかやったって、人生を無駄にすり減らすだけです…でも面白いんだよね。

Civilization(シヴィライゼーション)にはまったことのある方、ぬわんとオープンソースのCivilizationがあるんです!
その名も「freeciv」。Macはもちろん、Windows、Linux版もあります。オンラインで対戦することもできます。

freecivはひとことで言うと文明を作るゲーム。文化や科学を発展させつつ、軍隊を組織し、版図を広げて他の文明を圧倒します。古代から始まり2000年で終わるらしいです(そこまでやったことがない)。
マップは毎回違うため、地形や資源によって毎度戦略を考えなければなりません。いろいろ戦略を練っているうちにやめられなくなってきます。やめ時は、近隣諸国と小競り合いが絶えないので、だんだんイライラしてきます。このときにやめるべきです(セーブしない)。うまいこと敵を退けてしまったり、逆襲して都市を占領してしまったりすると、もう3時間はやめられなくなってしまいます。

タダだからとりあえずやってみっか。な〜んて軽い気持ちで始めると、48時間ぶっ続けでやり抜いて週末がすべて無駄、週明けはクマを作って出社なんてことになるかもしれません。このゲームの中毒になるとかなりキツいです。筆者と同じく意志の弱い方にはお薦めしません。

Freeciv.org ジャパン

2008年9月13日土曜日

虫の音を聞く期間限定ソフト「虫籠」を使ってみた

「秋に月あり」とは『無門関』に出てくる一節ですが、虫の音も秋には欠かせない楽しみのひとつ。筆者は都内23区に住んでおりますが、辺鄙なところなので虫の音がうるさいほどよく聞こえます。しかし、都市生活を営んでおられる方は、別の騒音でかき消されてしまっているのではないでしょうか? そんなあなたにお勧めなのが、期間限定フリーソフト「虫籠」(STUDIO-蔵さん提供)です。
起動すると「スズムシ」「エンマコオロギ」「ツヅレサセコオロギ」の鳴き声を聞くことができるという、いたってシンプルなアプリケーションですが、これがなかなか癒される〜〜我が家の周りが開発され尽くされたとしても、これがあれば安心です。

設定画面では、この三種類の虫の鳴き声の割合を設定できます(ここまでこだわるか?)。

コンクリートジャングルにお住まいのあなた、せめてMacで虫の音を愛でてはいかが?

2008年9月5日金曜日

AIR製、エアギターを演奏する女の子


 キーを押すと、それに合わせて女の子がエアギターを演奏するAIRアプリ。起動すると「Push the Key」というプラカードみたいなモンをもってデスクトップに立ちつくします。キーを打つとそれに合わせて適当に演奏してます。たまに宙返りしたりします。ゆっくり打っているときは、なめらかに動いているんですが、超高速で連打すると操り人形みたいでちょっと面白いです。
 どういうわけかMP3プレイヤーにもなっていて、演奏中は女の子がピンク色の光芒を放ち、ちょっと怪しげです。何気に光芒の量がサウンドのレベルに反応しているのが意味不明です。

軽快ドローソフトDrawBerry0.6を使ってみた

以前紹介したDrawBerryが0.6にバージョンアップしていた。今バージョンの目玉は、テキストツールが追加されたこと。ツールにテキストツールが追加されている。使い方はテキストツールをダブルクリックして、ドラッグすると矩形が表示され、中に「Hello World」と勝手に入力されています。よくわからないのは、シングルクリックだと何も起こらないこと。ダブルクリックして、ツールの背面がブルーにならないと機能しません。面白いのは、オブジェクトにテキストを埋め込むことができる点。オブジェクトを選択して「Shape」パレットのテキストに文字列を入力すると、よくわからん位置にテキストが表示されます。「Offset」や「Invert」のオプションがあるけれど、いまひとつ法則がわかりません。
 もう一つ注目なのが、「Boolean Operation」メニューが追加されて、図形の合成ができるようになったこと。「Union(合成)」「Difference(前面オブジェクトで型抜き)」「Intersection(交差)」「XOR(中窓)」(括弧内は筆者訳)が用意されている。ツールバーにもアイコンが表示され、この機能を利用できる。これで俄然描画力が向上した。

 「JDrafter」が良い、っていうコメントをいただきましたが、ウチのiBookではどうしても起動できませんでした。やはりDrawBerryがIllustrator代替ソフト最有力候補です。

以下は以前の記事を加筆修正したものです。

 DrawBerryはフリーのIllustrator系のドローソフトである。Illustratorと比べると非力ではあるが、スマートでシンプルなインターフェイスでわかりやすい。
 特徴はルーペで特定の部分だけ拡大できること。出しっぱなしだと邪魔だが、Toolパレットから表示/非表示を切り替えることができる。
 ツー ルは6種類で、選択ツール、矩形ツール、楕円ツール、直線ツール、曲線ツール、テキストツール(いずれも正式名称不明)。どれもIllustratorと同じように使用す ることができる。ただし、ポイントを自由に編集することができず、一度描画するとすべてオブジェクトとして扱われ、変形は拡大縮小と回転しかできなくなる。曲線ツールで描いた図形を編集できないのはかなり厳しい。

 レ イヤーやカラー設定では過不足ないと思った。レイヤーは複数作成することができ、それぞれに透明度や描画モード(Blending Mode)の設定ができる。また、「Color Image Filter」も作成できる。これはIllustratorの「効果」をレイヤーに単位で設定するようなもの。

 オブジェクト単位では透明度(描画モードは設定できない、グラデーションや画像を設定した場合には透明度を設定することができない)、シャドウ、矢印などを設定できる。

Tips:
オブジェクトを選択した状態でctrlキーを押すと、オブジェクトを回転することができる。
グラデーション編集パレットでctrlキーを押すと、メニューが表示され、グラデーションポイントを追加したり描画モードを変更したりすることができる。

2008年8月17日日曜日

ファイナルファイト+ストリートファイターっぽい無茶苦茶なゲーム paintownをやってみた

ひさびさに面白そうなゲームがあったのでやってみた。
なつかしいファイナルファイトっぽい横スクロール格闘ゲームで、キャラクターはストリートファイターやドラゴンボールの悟空とか、忍者タートルとか…めちゃくちゃ。しかも、なぜかターミナルから起動しなきゃいけません。
paintownのフォルダはどこに置いてもかまいませんが、ターミナルの「cd」コマンドでそのフォルダに移動します。「cd 」と入力してからフォルダをドラッグアンドドロップするのが簡単でしょう。移動したら、「./paintown」と入力するとゲームが起動します。

アドベンチャーモードと対戦モードがありますが、はっきり言って対戦モードは簡単すぎて面白くないです。いずれも選択すると、プレイするキャラクターを選ぶ画面になり、10人のキャラクターから選ぶことができます。なぜかGokuはめちゃめちゃジャギってます。元ネタがなかったのか、著作権の問題なのか…。
ストリートファイターのキャラ2名と悟空以外はぜんぜん知りませんでした。最後の人は完全に化けモンに見えるのですが…ヒーローなんでしょうか?

10名全員プレイしてみました。
はっきり言って悟空は弱いです。と言いますか、ジャギっているので操作しにくいです。常に飛んでいるので、位置関係もわかりにくいです。
忍者タートル君は接近戦に弱いですね。囲まれるとまず死にます。この人もジャギってます。
化けモンのVenom君も派手な攻撃で射程も長いのですが、いかんせん操作しにくいです。
やはり群を抜いているのはRyu君です。昇竜拳、波動拳、竜巻旋風脚の必殺技が使えます。なんといっても、繰り出すジャブが非常に速い。その他は似たり寄ったり。
さて、登場する敵の方は、あまり特徴がありません。リーゼントの雑魚、アクロバティックなケリ技を繰り出す女、棒で殴ってくる優男、爆発させる男、地味にRyu君の必殺技を繰り出す男など。基本的な味付けはメリケンギャングと中国マフィアっぽい奴らです。

当たり判定がかなり適当と言いますか、どう見ても当たってないのに、いつの間にかダメージを受けている/与えていることがしばしば。おれはいったい何で死んだんだろう? みたいなことがままあります。それはまあ、アニメーションがあまりなめらかではないからかもしれません。
各ステージの構成がですが、ボスキャラを倒すと次へ、という展開ではないようです。ボスキャラはいることもあれば、いないことも。極めつけは最後のステージ。突如「You Win!」でゲーム終了。「え〜っ?」ってな感じです。

メインメニューで「Adventure Mode with the computer」を選ぶとコンピュータが操作する味方のキャラとゲームできます。これはこの手のゲームにありがちな設定ですが、このゲームは味方のキャラを何十人にもできるんです。まあ、10人以上にするともうわけがわかんないので、5人くらいがベストです。5人でも単独で出現した敵は、袋だたきで瞬殺されてしまうほど。みんな血に飢えています。
下図はRyu君6人隊。どうも行動が似通ってしまうので、6人昇竜拳などが炸裂することがあります。なぜかやられるときもみんな一緒。

ちなみに敵を倒した際、体がバラバラになって脳髄内蔵まで吹っ飛ぶ残虐な描写がありますので、よい子はゲームしないように。

2008年8月5日火曜日

いまさらながらdolipoを使ってみた

今さらですが、Blog復活界のドリフトキングを目指す「dolipo」を導入してみました。プロキシサーバーを使って高速化するらしいです(あんまり詳しいことはわかりません)。
設定も簡単で(アプリケーションによっては個別に設定が必要。Firefox等)、導入後、目に見えて早くなりました。
設定の方法

dolipoはメニューバー常駐アプリで、設定などもメニューバーから行います。導入後、Google Adsenseが表示されなくなったので、「もしかしてアカウント削除された?」と、ちとびっくりこいたのですが、dolipoの「Enable Adblock」が効いていたようです。う〜ん、Amazonはちゃんと表示されていたのになあ。まあ、ええわ。この機能をオフにするには、[Options][Enable Adblock]を選択してオフにします。その下の「Enable PMM」ですが、これがオンになっているともっと早くなります(感動的!)。ただし、不安定なのだとか。私の環境ではまだ不安定になっていません…。
フリーウェア。とにかく感謝ですね。

2008年3月27日木曜日

Dashboard Widget空模様1.4.3.1

Dashboard用Widget「空模様」は、結構お気に入りのWidgetである。天気は頻繁にチェックするから。インターフェイスがおしゃれでなかなか。スタイルもいろいろ揃っていて、好みに合わせて選べます。ちなみに私は「Candy」がお気に入り。

先日、その「空模様」に天気が表示されなくなっていた。気象庁サイトの仕様変更によるものだそうです。
で、新バージョンをインストールすると、ちゃんと解決します。それが1.4.3。で、1.4.3.1は「コンソールにデバッグ用のログが出力される問題を修正」だそうです。実用には問題ないみたい。



いつもながら余計なお世話です。


ちゃんと表示されるようになります。

と、ここまで紹介しておきながら、実はDashboardは使うのをやめようと思っている。なぜかというと、メモリーが足らない。
Dashboardというのは、小アプリを常に起動しているようなもので、メモリーの消費を食い止める手段はない。起動するのに結構時間がかかるから、使うたびに終了していたんでは面倒でたまらない。“dash”ちゃうやん。
メモリーを増設するか、新しいMacを買うまでお蔵入りになりそうである。

2008年3月23日日曜日

Google Earthフライトシミュレーターになる

愛機F/A18 Hornetに搭乗し、空対地ミサイル「マーベリックミサイル」で、車両や建築物を見境なく破壊するのが趣味。ドッグファイトなんて大嫌いで、装甲車や戦車など地上を這い回っている奴らが大好きなスナイパー。味方機が先に対地ミサイルを発射しようものなら、「こ…この…ば…馬鹿野郎…!」と行き場のないミサイルでそいつを撃墜したくなる(対地ミサイルだから破壊力抜群)、愛国心のかけらもない非人道的クズ……もちろんMacのシミュレータの話である。
近頃は、大人ぶってそんなことには見向きもしていなかったが(しないふり)、Mac版Google EarthでF16に搭乗できると聞けば黙っていられない(やはりクズはクズなのか)。…年度末の忙しさなんて、なんのその…だ。

だいたい、Google Earthってのは何をするためのソフトなのか? 起動するといきなり宇宙空間から地球を見たところから始まる…ここからして尋常ではない。星空なんかが見れたりする。地図やルートの検索だったらGoogle Mapで十分だし、このソフトはとにかく「俯瞰する」ことが目的なのだろうか? フライトシミュレーターは……なんだろう? 「どうせだから、フライトシミュレートもできるようにしよっか」みたいな感じなのだろうか。とにかく趣旨はよくわからない。
で、どうやるかっていうと、command+option+Aを押すと、下図のダイアログが表示されるので…



「フライト開始」ボタンをクリックして、飛びましょう。



画面はこんな感じ。操作ははっきりいって難しすぎ。というか、iBookG4のスペックが低すぎなのかもしれない。レスポンスが悪すぎで、すぐにきりもみ状態に…あれ〜っ。写真は超低空飛行であこがれのポタラ宮を眺める図。このように3Dの建築物があるところは、飛んでいてけっこうおもしろいです。世界中を飛行できるってのも面白いかな。音が出ないのと、飛行機がみれないのは面白くない(そういうソフトじゃないか)。でも、ちゃんと着陸したりもできるらしいです。我がiBookにはPageUp、PageDownキー(アクセル、ブレーキ)がないので、そういうことはできませんが。ちなみに墜落すると、こんなことになります。爆発はしません。



爆弾を投下したり、ミサイルを発射したり、友軍機を撃墜したりすることはできないようです。Google Earthのこれからに期待したいですね。

2008年3月9日日曜日

レーシングゲームRacerで遊んでみた

この世で一番じゃまなものは? と訊かれれば「クルマ!」と即答する私だが、レーシングゲームは好きだ。なぜかって? それはゲームやっているだけなら誰のじゃまにもならないからです。
というわけで、さっそくフリーウエアのRacer 0.5.4.3で遊んでみました。
いやいや〜〜えらいことになってますな、このゲーム。かなり感動モノでした。愛機のiBookG4 1.33MHz 512MBでも、ちゃんとOpenGLで美麗なクルマと風景が動いてます。ただし、フリー走行の場合だけ。レースに参加すると紙芝居になってしまいます。

基本操作はマウスだけでできるようになっています。しかし、これがムズい! 画面上の上半分にポインタがあるときはアクセルで、下半分ではブレーキ。画面の左右でハンドル。つまり画面右上隅にポインターを持って行くと、アクセル全開でハンドルを右に思いっきり切っている状態といことでしょうか? 明快だけど、まともに走れるようになるまでかなり時間がかかります。いや、永久になれないかも。

デフォルトの車体は、なんとランボルギーニのディアブロ。こんなごつい奴はイヤだという方は、別のクルマに変更することができます。
http://www.racer.nl/にアクセスして、「Cars/tracks」のあたりを適当にクリックしていると、ダウンロードできそうなところにたどり着けます。筆者は調子に乗ってフェラーリにしてみました。車体を変えると、外観は当然のこと、エンジン音や操作感も変わります。フェラーリはディアブロよりも暴れ馬で、舗装路よりも林の中がお好きらしい…。


それにしても、車体の曲面の表現といい、光沢の表現といい、すばらしい。最近のゲームってすごいの ね。

排気ガスも騒音も出さず、化石燃料を消費せず、しかも夢のマッシーンでドライブ! 走り屋のみなさん、このゲームでハメをはずしてみませんか!

2008年3月6日木曜日

軽快ドローソフトDrawBerryを使ってみた

DrawBerryはフリーのIllustrator系のドローソフトである。Illustratorと比べると非力ではあるが、スマートなインターフェイスでわかりやすい。
特徴はルーペで特定の部分だけ拡大できること。出しっぱなしだと邪魔だが、Toolパレットから表示/非表示を切り替えることができる。
ツールは5種類で、選択ツール、矩形ツール、楕円ツール、直線ツール、曲線ツール(いずれも正式名称不明)。どれもIllustratorと同じように使用することができる。ただし、ポイントを自由に編集することができず、一度描画するとすべてオブジェクトとして扱われ、変形は拡大縮小と回転しかできなくなる。曲線ツールで描いた図形を編集できないのはかなり厳しい。
合成などのツールもなく、描画の部分ではかなり苦しい。

また、「Text」メニューはあるものの、テキスト入力できないらしい。スクリーンショットでは文字が入力されているのだが…。
レイヤーやカラー設定では過不足ないと思った。レイヤーは複数作成することができ、それぞれに透明度や描画モード(Blending Mode)の設定ができる。オブジェクト単位で透明度を設定することもできるが(描画モードは設定できない)、グラデーションや画像を設定した場合には透明度を設定することができない。

Tips:
オブジェクトを選択した状態でctrlキーを押すと、オブジェクトを回転することができる。
グラデーション編集パレットでctrlキーを押すと、メニューが表示され、グラデーションポイントを追加したり描画モードを変更したりすることができる。

2007年9月13日木曜日

Fish 1.5を使ってみた。

Fishはアクアリウムシミュレーターである(作者のホームページを翻訳)。このソフトは結構人気があるらしく、いろんなところで紹介されている。
 しかし、奇妙なのだ。アクアリウムを鑑賞するソフトとはちょっと違う。アクアリウムシミュレーターというと、水槽があって、水草とか流木などを配置して、お魚を泳がす。というのが、アクアリウムの標準的な楽しみ方じゃなかろうか(アナログ/デジタル問わず)。しかし、Fishには水槽というものが、ない。当然「水質」などのパラメータはない。水草や流木も配置できない。唯一できるのが「湖沼モード」なるチェックボックスをオンにすると出現する、巨大な木の根っこ。死んじゃった魚を生き返らせたり、金魚をサメに変えたり……正直、どこがシミュレーターじゃい、と思っていた。
 ところが……けっこうおもしろいのだ。魚目線で水の中を見たり、魚のパラメーターをいじってみたり。なんつっても、ポリゴンの魚が泳いでいるってのが(結構リアル)、なんとも滑稽で面白い。このソフトはアクアリウムシミュレーターじゃなくて、「魚シミュレーター」といったほうがいいのかもしれない。
 ちなみに、作者のホームページで公開されているムービーは、すんごいいっぱい魚が泳いでいて壮観です。ここまでやれば、「アクアリウムシミュレーター」かなって気がするけど、メモリー不足のiBookじゃあ、せいぜい3匹……やっぱり「魚シミュレーター」だね。