2007年9月13日木曜日

Fish 1.5を使ってみた。

Fishはアクアリウムシミュレーターである(作者のホームページを翻訳)。このソフトは結構人気があるらしく、いろんなところで紹介されている。
 しかし、奇妙なのだ。アクアリウムを鑑賞するソフトとはちょっと違う。アクアリウムシミュレーターというと、水槽があって、水草とか流木などを配置して、お魚を泳がす。というのが、アクアリウムの標準的な楽しみ方じゃなかろうか(アナログ/デジタル問わず)。しかし、Fishには水槽というものが、ない。当然「水質」などのパラメータはない。水草や流木も配置できない。唯一できるのが「湖沼モード」なるチェックボックスをオンにすると出現する、巨大な木の根っこ。死んじゃった魚を生き返らせたり、金魚をサメに変えたり……正直、どこがシミュレーターじゃい、と思っていた。
 ところが……けっこうおもしろいのだ。魚目線で水の中を見たり、魚のパラメーターをいじってみたり。なんつっても、ポリゴンの魚が泳いでいるってのが(結構リアル)、なんとも滑稽で面白い。このソフトはアクアリウムシミュレーターじゃなくて、「魚シミュレーター」といったほうがいいのかもしれない。
 ちなみに、作者のホームページで公開されているムービーは、すんごいいっぱい魚が泳いでいて壮観です。ここまでやれば、「アクアリウムシミュレーター」かなって気がするけど、メモリー不足のiBookじゃあ、せいぜい3匹……やっぱり「魚シミュレーター」だね。

0 件のコメント: