2008年4月19日土曜日

Evernoteとlinoに見る、ノートとメモの新しいカタチ(1)

私は何を隠そう、アナログ人間である。アナログ人間=機械オンチ、という意味ではない。デジタルなものより、アナログなものを愛する人間なのだ。しかし、 日々消費するものに関しては、なるべくデジタルなツールを利用するようにしている。だって、「鼻毛を切る」とかそんなどうでもいいことを、手帳とか付箋に 書き込むのはもったいないから。
しかし、今まで利用していたデジタルツール=デスクトップアプリケーションはことごとく使わなくなった。その理由 はただひとつ、データの管理が面倒くさいからである。自宅以外でデータを利用するには、データを外部ディスク(メモリ)に保存して持ち歩くか、パソコンを 持ち歩くか、またはメールなどで転送するとか。とにかく、面倒くさいというか、もっと便利なツールがあるじゃん、ということになってきたのである。

近 頃は、様々なツールがWebアプリで提供されている。Webアプリが便利だと感じる点は二つある。一つはどこでも利用できること。パソコンとインターネッ トに接続できる環境と、古すぎないブラウザがインストールされていれば、利用できる点(iPod touchやiPhoneを買えばパソコンは必要なくなるかも)。これは旧来悩まされていた問題、データの同期はどうすんの? という問題を解決してくれ る。携帯やPDAは便利だが、それで作成したデータをパソコンと同期する必要があった。これがけっこうイライラさせられるし、迷惑なことにデータを破壊さ れるなんてこともあった。Webアプリを利用している限り、データはサーバ上にあるわけで、同期なんて必要ない。だが、現状では、「どこでも利用できる」 というわけではない。
二つ目は、他人とデータを共有できること。これは仕事で利用する場合にはミーティングの時間を大幅に削減してくれるので。か なり重要。仕事でなくても、見せたい資料など、さっと取り出したり、共有したりすることができるのはとても便利です。メールなどで送信するよりもスマート な方法と言える。ただし、これは他社がそのサービスを利用していることが前提なので、利用していない場合はアカウントを取得してもらうなどの手間が発生す る。

Evernoteとlinoはいずれも秀逸なWebアプリ。今のところ無料である。紹介はまた次回。

2008年4月17日木曜日

Wireless Mighty Mouseファーストインプレッション!

使いにくいと思っていたiBookのトラックパッドにも相当慣れた。二本指スクロールも便利だ。しかし、Illustratorの鉛筆ツールやペンツールなどを使っていると、どうにもうまくいかない。仕事ではマウスを使っているので、やっぱりマウスがほしいなあ、と思っていた。
しかし、私はコードって奴が大嫌い。
コードって奴はなんだってイマイマしいんだろう。絡まったり、引っかかったり、気がついたらコーヒーに浸っていたり、ビールをひっくり返したり…ええ、思い出すだけでイライラさせやがる…!
…コホン。というわけで、私の選択肢は、ワイヤレス。しかもMightyです。
少々お値段は張りますが、にっくきコードの奴がいないのが嬉しい。本体内に単3電池2本を内蔵するので(1本でも動作可能)、少し重いですがそんなことは気にしません。





買ったばかりでは、背面の電源を入れてもウンともスンとも言いません。CDでソフトウェアをインストールし、システム環境設定でBluetooth機器の登録をしなければなりません。恥ずかしながら、Bluetooth機器ははじめて、MightyMouseもはじめて。

さて、肝心の使用感は? ……こいつはイカすぜ!
一部で不評をかっている、Mighty Mouseですが、私は本当に気に入りました。
「右と左のボタンが押し分けられない」とか「関係ないときにサイドボタンを押してしまう
などという不満をよく聞くが、私はそんな不満ぜんぜんない。もちろん、「そんなこともできねえのか、使う資格ねえよ、このアホ」と暴言を吐いたりすることもない。
左右のボタンも、センターボタンも、サイドボタンもちゃんと使えてます。ただし、やはり慣れきっているので、気がついたらトラックパッドを操作しちゃってますが。