2008年9月18日木曜日

携帯電話おバカ列伝(3)〜変化するショートカットキー

職場で席を外した際、同僚が断りもなく筆者のMacを使用したことがあった。それは会社の備品なので、ぶっ壊そうがなんだろうが筆者の知ったことではないのだが、問題はInDesignのショートカットキーを勝手にカスタマイズしてしまったのだ(InDesignはショートカットキーを自由にカスタマイズできる)。そうとは知らず、席に戻ってきていつものように仕事を再開した……その数時間後、事件は起こったのです! 3時間かけて作った書類が3時間前と同じ……。なんと! 主犯の同僚はCommand+Sを「保存」ではなく、なんだか忘れたけど、わけわかんない機能に割り当てていたのです。さすがにあのときは両腕からロケットパンチが発射されそうになりました。もっとも、ウィンドウを閉じるときに「保存しますか?」とか何とかダイアログが表示されたはずなのだが……どうやら「いいえ」ボタンをクリックしたようだ……たぶん眠かったんでしょう。

前置きが長くなりましたが、要するにショートカットっていうのは、キーと機能を関連づけて覚えているものなので、その組み合わせが変わると大変危険なのです。しかし、もちろん携帯電話にそんな常識が通じるわけありません。ショートカットキーに頼ろうとする奴がバカなのです。そもそも、ショートカットキーなどという概念がないのかもしれません。メニューに表示される項目に「どうせなら」番号を割り振ろうと思いついただけなのかもしれません。
携帯電話はキーの数が少ないので、入力が遅くなるのは当たり前です。それでもなんとかスピードを上げようと、さまざまな努力をしているのはわかります。だが、これだけは許せない。「消去」が「1」だったり「7」だったり…。コピーしたつもりが貼付になったり。複製したつもりが消去だったり……

戻れ! ロケットパンチ!

でも、こういうことに憤りを感じているのは筆者だけのようで、あまり共感を得られません。「え〜っ、そんなこと気にしたことないなあ」という意見が圧倒的多数を占めています(「携帯電話おバカ列伝」も人気がありません)。まあ、でもそんな良き消費者に限って「あいふぉ〜んのぱねるたっち(?)ってすっげえじーわいゆー(?)で操作性がいいらしいね」とか、意味不明の呪文をとなえていたりします……

戻れ! ロケットパンチ!

※筆者は、当然ですが現存する携帯電話のすべてを操作したことはありません。筆者が操作したことのある携帯電話に共通する点について述べており、携帯電話全般について述べているわけではありません。また、携帯電話を愛している方々を中傷する意図もありません。あしからず。

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